バレンタイン出費、ペルー人はラ米第3位

ペルー人のバレンタインデー関連支出はラテンアメリカで3番目に多いことが判明した。

クーポンサイトPicodiが世界38か国の6400人を対象に実施した調査によると、ペルー人のバレンタインデー関連一人当たり平均支出は57㌦(男性65㌦・女性43㌦)で、ラ米諸国ではチリ(65㌦)、メキシコ(62㌦)に次ぐ第3位。

また、旅行・グルメ関連検索プラットフォームAtrápaloの調べでは、バレンタインデーのクスコ市民一人当たりレストラン平均支出は57ソレス、メニューは伝統料理や新アンデス料理、イタリアンフュージョンが主流。アレキパ市民の場合は平均65ソレスと少々高め、こちらは伝統料理に加え、肉類やグリルも人気だ。

クスコのカップルのトレンドはホテルに2泊、宿泊費は平均830ソレス、航空料金は往復一人当たり平均520ソレス。アレキパっ子の場合はそれぞれ490ソレスと525ソレス。

昨年のバレンタイン週間(2月7日~14日)における同サイトの検索データを年齢別に見ると、25~34歳の利用者が45%で最多。2位は45歳以上(21%)、次いで35~44歳(20%)、18~24歳(12%)など。

ペルー人の目的別平均支出は、ディナー90ソレス、イベントチケット28ソレス、ホテル宿泊費576ソレスなど。ディナーはバレンタイン用のスペシャルメニューが人気、海辺のレストランなどロマンティックなロケーションが好まれ、予約は通常の約3倍に増えるという。

イベントのチケット予約は前々日がピーク、売上は通常の30%増。ホテルの予約は利用者の20%がバレンタインデーの2週間前、16%は期限ぎりぎりの駆け込み予約。

さらには34%が五つ星ホテルを選択、部屋代は一泊最高1200ソレス。カップルに人気の旅行先は国内がパラカスやクスコ、アレキパ、国外ではカンクン(メキシコ)、カルタヘナ(コロンビア)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)など。

(ソース:Gestión 10/02/19)