2月11日(月)AB-ROAD海外ガイド記事にアマゾンマナティに会いに行こう!「アマゾン・レスキュー・センター」が掲載されました。
ペルー・ロレト州の州都イキトス。陸路でのアクセスが不可能な、世界最大の陸の孤島です。そのイキトス郊外にあるのが、アマゾンマナティーの保護施設CENTRO DE RESCATE AMAZONICO(アマゾン・レスキュー・センター/クレア)。今回はそこで活動するJICAボランティアの古川光咲さんにご案内頂きました。光咲さん、ありがとう!
アマゾンマナティーを始めさまざまな野生動物を保護し、自然に戻す活動を続けているクレア。そのクレアが動物保護と同じくらい力を入れているのが、地元住民への環境教育です。今回お話を伺っていいな~と思ったのは、ただ「野生動物を食べちゃダメ!」と頭ごなしにいうのではなく、地元の人たちが納得できる方法を考えながらともに歩もうとする姿勢。昔から野生動物を狩ってきた森の人たちに、欧米の常識を押し付けても定着しませんからね(だいたい地球環境をここまで壊したのは先進国の人間だし)。譲るところ、譲れないところを明確にし、時間をかけながら少しずつ理解を促していく。現実的な妥協点を見出すことはとても大事だと思います。
JICAボランティアの古川光咲さんの任期は来年1月まで。彼女もさまざまな業務に関わっているので確約はできませんが、施設に待機している時なら日本語で案内してくれるそうですよ。日本人旅行者にとってこんなチャンスはなかなかありません。イキトスに行かれる方は、ぜひクレアにお立ち寄りください!