2015年改定の電気通信民間投資監督庁(OSIPTEL)通信サービス品質規定を通じ、ペルーのインターネット最低通信速度はモバイル・固定共に契約の40%まで引き上げられた(以前は5~10%)。
昨今のデータ通信量増大に伴い、同規定が再び改定される可能性が出てきた。同庁のラファエル・ムエンテ長官はこの改定を「契約速度の正直な履行」と位置づけ、今年度以降最低でも60%以上の通信スピードを義務付けたいと発言。正確な改定速度は未定としながらも、近日中の決断を示唆した。
長官はまた、5G通信網普及に向けた携帯電話基地局(EBC)拡充の必要性にも言及。データ通信における計画需要充足のため、2021年までに全国で3万6513か所の増設が望まれるとした。
(ソース:Gestión 21/01/19)