クスコ州のキスピカンチとカンチス両郡にまたがるビニクンカ山(レインボーマウンテン)が、マチュピチュ遺跡に次ぐ同州第2位のスポットになっていることが分かった。クスコ州知事のエドウィン・リコナがアンデス通信社に伝えた。
「ビニクンカ山が観光客数でマチュピチュ遺跡に次ぐ地位を確立しました。クスコへの旅行者が今日では世界的によく知られた史跡や遺跡だけを訪れているのではないことが分かりました」とリコナ知事は話す。
同氏はさらに、クスコ州のアンデス山地やアマゾン地域には環境やエコシステム、地勢面での潜在的な観光可能性があり、これらのエリアに対し地方政府保護区域指定を通じた開発の制限を試みようとしていることを強調した。
クスコ州通商観光局のロセンド・バカ・パロミノ局長もまた、ビニクンカ山への内外の観光客数が今年度50万人を超える勢いと明かす。
同局の統計による内外のビニクンカ山観光客数は、一日当たり平均1000人~1500人。その美しい自然景観から特にペルー人旅行者の関心を集めている。
(ソース:Andina 06/12/18)