マチュピチュ遺跡等12月から使い捨てレジ袋禁止へ

ペルー環境省は5日、使い捨てプラスチック製品の削減承認と行政機関における同製品の消費責任を提議する大統領令第013-2018-MINAMを官報にて公布した。

同令の履行に伴い、国家自然保護区管理事務局(Sernanp)はまた、マチュピチュ、マヌー、パラカスなど全国の自然保護区(ANP)内での使い捨てプラスチック製品を禁止すると発表した。

同令第3条3.3項ではプラ製品の使用につき「当大統領令公布の翌日から起算し営業日30日を超えない期間内に、a) 自然保護区エリア b)文化財エリア c)世界遺産エリア d) 公共の博物館・美術館における使い捨てプラスチック袋、プラスチック製ストロー、飲食物用発泡スチロール容器の持ち込みならびに使用を禁止すること」と定めている。

すなわち、今後これらの観光地を訪れる旅行者は、少なくとも今年12月5日以降には同令の影響を受けることになる。

なお第5条では、食品や加工・前処理済食材を直接投入し衛生上安全に保存するためのプラ袋、専用設計のプラ製ゴミ袋、衛生・健康上の理由で使用されるプラ袋、医療用もしくは子供、高齢者、身体が一時的に不自由な者、障碍者用のプラ製ストローは例外とされ、これらの適用基準については環境大臣が省令を通じ制定すると記されている。

(ソース: PortaldeTurismo 06/1/18)