全線開通から約4年が経過したリマメトロ電鉄1号線に、新駅建設の必要が生じている。
同線を運営するリマ・カリャオ電気鉄道公社(AATE)は、現在建設中の2号線と既存の1号線が交差する箇所(7月28日通り)に乗換用の駅がないことを新駅設置の理由に挙げている。
1号線には現在、リマセントロとラ・ビクトリアの区界にあたる7月28日通りを挟み南北にガマラとミゲル・グラウの2駅が設けられているが、新駅が必要とされる交差予定地点からはそれぞれ300mしか離れていないため、わずか600mあまりの区間に3駅が並ぶことになる。
当件につき同公社役員のカルロス・ウガスは、3駅の近接は無駄としながらも、当初から問題となっていた(1号線)計画上のミスによるものであり、新駅建設はやむを得ないと述べた。
メトロ2号線はリマ東部のアテ区と西部のカリャオ特別区を27駅で結ぶ計画軌道総延長27kmの電気鉄道。うち東端のアテ区役所駅と7月28日通り駅(新駅)間の12kmは2021年開通、残りの区間は2024年竣工の予定。
(ソース: Gestión 07/07/18)