国立エルニーニョ現象研究所(ENFEN)の複合セクター委員会は、ケルビン波によるペルー沿海への暖水到来が8月まで続く影響で、気温はわずかに上昇すると予測した。
同委員会の最新発表によると、ペルー沿岸部海水の表面温度はおおよそ平年並み、一方太平洋赤道域中央部では海水面温度の上昇が観測されている模様。
また、夏季(今年の12月から来年3月)にエルニーニョが発生する確率は、太平洋赤道中央部で68%、ペルー沿海を含む同東部では42%(エルニーニョ、ラニーニャのどちらも発生しない中立の確率は52%)と予測している。
(ソース: Andina 15/07/18)