7月11日(水)AB-ROAD海外ガイド記事に113年の歴史を誇るレストラン・バー・コルダノが掲載されました。
思いっきり見落としていたAB-ROAD。今回のご紹介はリマ旧市街セントロにある老舗レストランです。近代以降、政治経済面で不安定な時代が続いたペルーの場合、“老舗”といっても日本のそれとは時間的な感覚がまったく違います。地方には相当古いホテルもあるけれど、飲食業はせいぜい40~50年がいいところ。その中で今回ご紹介した「コルダノ」は堂々の113年!これなら文句なく老舗と名乗ってもいいですよね。
イタリア移民が始めた店だからでしょうか、コルダノのメニューは定番料理の中にもちらほらとイタリアのエスプリを感じさせる品が混ざっています。特に牛の内臓系!「牛腎臓のワイン煮」や「牛タンの煮込み料理」、「牛の脳みそ入りトルティージャ」、そして「牛睾丸の炒め物」などよほどの専門店でない限りお目にかかれないものがあるんですよ。そのくせイタリア名物トリッパ由来のペルー料理「モンドンギート」や「カウカウ」はないのだから、ちょっとひねくれていますよね。
最近はセントロにもミラフローレスでお馴染みのおしゃれな店が増えてきましたが、どうせ歴史地区に行くならリマの歴史を楽しんで。歴代大統領や著名人が通ったというリマの老舗レストランです。
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