ボリビア政府は11日、ペルー(プーノ州)との国境に近いコパカバーナに観光用の空港を開港した。
開港式ではエボ・モラレス大統領が空港開設に伴う国内アクセスの至便化を祝うとともに、ペルーのクスコまたはフリアカとの将来的な航空路線接続による国際空港化構想や、新たなビジネスチャンスへの期待にも言及した。
同空港が建設されたコパカバーナは、ボリビアの首都ラパスから153km離れたティティカカ湖畔に位置し、ボリビア領でありながら本土とは狭い水道で隔たれ、かつペルー側とは地続きというユニークな地勢の村。
また、インカ皇帝ワイナ・カパックの子孫、フランシスコ ・ティト・ユパンキが作成し、スペイン植民地時代に国中の信仰を集めた聖母マリア像で有名な村でもある。
ティト・ユパンキ空港と命名された新空港の滑走路は全長2000m×幅23m。
(ソース: PortaldelTurismo 13/07/18)