タクシー配車アプリでお馴染みのUberが、リマ新市街6区でファストフードを始めとする料理デリバリーモバイルアプリ「Uber Eats(ウーバーイーツ)」の運用を開始する。
同アプリはすでに世界30か国で利用され、リマ首都圏では300以上のレストランと1000におよぶ配送業者(車・バイク・自転車)が加盟。同社ペルー現地法人ガレイ営業部長は、グルメ新世代の潜在ニーズと中小飲食企業を結ぶ新たなツールと紹介している。
Uber Eatsは同社のサイトからダウンロード(iOSおよびAndroid)後、住所等の情報を登録して利用する。顧客はアプリでレストランを検索し料理を注文、店側は予め配付されたタブレット端末でオーダーと配送をコントロールする。
デリバリー料金は注文の大小にかかわらずS/5(配送可能エリア内に限る)で、カード・現金双方による支払が可能(5月一杯はLLEGOALIMAを入力すれば最初の3回まで無料)。注文から配送までの状態はアプリを通じ段階的に表示される。
またAIが顧客の動向を学習し、それぞれの好みに応じたレストランをアプリ上で紹介。店側は同社のデータベース「レストラン・マネージャー」を通じ、顧客のフィードバック情報をビジネスに役立てることができる。
当初のサービスエリアはミラフローレス、スルキージョ、バランコ、スルコ、サンボルハ、サンイシドロの6区。同範囲には1万1000店以上のレストランがあり、Mr. Sushi、Veggie Pizza、El Chinito、Street Burger、Norky’s、El Verídico de Fidelなどが加盟済。
(ソース: Andina 09/05/18)