5月3日(木)Biz コンパスの海外発!最新の文化・食事情2018に南米で「和スイーツ」と「ニッケイ」ブランドが人気が掲載されました。
“ニホンゴ” があちこちに溢れるペルーの首都リマ。でも日本という国に注目が集まっている訳ではありません。とにかく食に関するニホンゴ(もちろんアルファベット)が溢れているのです。今ちょっと話題のレストランで、メニューにニホンゴ表記が1つもない店なんてもうないんじゃないの?というくらいの勢い。
そのきっかけとなったのは、レストラン・マイドの「Asado de tira Nitsuke」ではなかろうかと思っています。「50時間かけて調理した、スプーンで食べれるほど柔らかい牛肉」で有名になった一品。日本人的には超豪華な牛肉の角煮(煮付けは関西弁)ですが、これはインパクトがありましたよね~。煮付けが何かはまったく分かっていないのに、「ニチュケ、最高!」とSNSに喧伝したペルー人はそりゃ多かった。この辺りから食に関するニホンゴがどんどん表舞台に出てきたように思います。
リマの和スイーツ人気は、こうした下地があってこそ。美味しいだけで認知度を高めるのは容易ではありませんが、それを後押しする何かがあればムーブメントを巻き起こすのは比較的簡単です。その牽引者は日系3世を中心とする若者たち。ゴチソウ・ペルーも人気ですしねー!これまで内向的だった日系社会が、彼らの手でどう変化していくか。ペルー発ニッケイブランド、これからの展開が楽しみです。