ワールドカップの熱狂がペルーの消費を刺激している。大手銀行BCPは10日、個人向け融資の3割がロシアW杯絡みとのアンケート結果を公表した。
同行消費者金融部門のムニス部長は、これら3割の顧客の主な借入用途をW杯観戦ツアーならびにテレビの買い替えと説明。また、クレジット・デビットカードによる取引は10~15%増加、スーパーでの買い物や娯楽による個人消費も5~8%増えていると報告。
さらに、サッカー熱に浮かれてはいるものの顧客に債務超過の傾向は見られず、不良債権率は1年前同様の水準に止まっていると強調、経営の健全性をアピールした。
今後は出場選手をデザインに取り入れたデビットカード7000枚とクレジットカード3000枚分の顧客獲得が目標としている。
(ソース: RPP 10/04/18)