ペルーの無形文化遺産 クスコのコルプス・クリスティ

4月24日(火)AB-ROAD海外ガイド記事にペルーの無形文化遺産 クスコのコルプス・クリスティが掲載されました。

ペルーで行われるカトリック行事の中でも、特に重要なクスコのコルプス・クリスティ。キリストの聖体を崇める宗教行事であり、カトリックとアンデス世界の融合を示すペルーの無形文化遺産でもあります。日本人は信仰が絡むとそれだけで避けようとする人もいますが、これは一見の価値あり!15体もの聖人・聖女像に込められた聖書的ストーリーだけでなく、信者たちの衣装も見どころの1つです。本当はコルプス・クリスティの前日から見学できると最高なんですけどね~。Youtubeに多数アップされているので、興味のある方はぜひご覧ください。

祭りに欠かせないのが名物料理のチリウチュ。「誰がこんな料理を考えたのか」と思うほど大胆で大雑把で、エレガンスの対局にある料理です。しかもなぜかみんな手づかみで食べる!屋台でもお願いすればプラスチックのフォークをくれますが、冷めたクイの肉なんてプラフォークが割れるほど固いので仕方がないのかもしれません。もちろんレストランで優雅に食べるという手もあるので、ご安心くださいね。

美味しいか?と言われると答えに詰まるチリウチュ。でも決してまずい訳ではありません。なんだかんだ言いつつ、1年でこの時しか食べられないと思うとやっぱり欠かさず食べようか、となるのでそう。今年のコルプス・クリスティは5月31日です。その時期にクスコに行かれる方はぜひお試しあれ。