世界遺産クスコ歴史地区の2施設がクスコ観光チケット(Boleto Turístico)に再編入される。クスコ市長カルロス・モスコソと通商観光省クスコ地方支局ロセンド・バカが31日、これに合意した。
クスコ民俗アートセンター(Centro Qosqo de Arte Nativo)と大衆芸術博物館 (Museo de Arte Popular del Instituto Americano de Arte)の2施設は、(同チケットへの編入が)そぐわないという理由で20か月前に除外されていた。
クスコ市長は、1月25日に開催されたクスコ観光文化統合サービス委員会(COSITUC)の会合で問題が克服され、今回の合意に至ったとしている。
クスコ民俗アートセンターは、民族音楽や民族舞踊の紹介の他、クスコ地方の民族衣装や楽器の展示を行う開設以来94年になる施設。
一方、81年の歴史を有す大衆芸術博物館では、毎年クリスマスイブに行われる伝統の市(いち)「サントランティクイ」で入手した民芸品や工芸品を始めとする数々の美術品を見学することができる。
再編入の合意による予算措置は、前者がS/2500、後者がS/8250。
(ソース: PortaldeTurismo 01/02/18)