ジャガイモ買取価格の下落を理由とした農民の抗議行動は2日目に突入、国内各地で道路の封鎖などが続いている。
アヤクチョ州ではジャガイモ生産者約3000人が参加し、リベルタドーレス街道を置石や丸太で封鎖。この影響で立往生した車や長距離バスの乗客と農民の間で、車の窓ガラスが割られるなどの小競り合いが生じた。国家警察(PNP)は警察官200人を動員しこれに対応。
また、ワヌコ州でも約5000人の農民が中央道(Carretera Central)の複数区間をブロック。これらの動きに対しアラオス首相は、問題解決に向け政府と農民双方の代表者が本日農業灌漑省において対話する予定と伝えた。
ジャガイモ生産者は9日正午から72時間の抗議行動を開始。大量に輸入されるジャガイモが国産品に影響し、買取価格が1kg当たりS/0.60からS/0.20まで3分の1に下落したと主張している。
(ソース: El Comercio 10/01/18)