1月6日(土)枻出版社・Discover Japan2018年2月号のin the Worldに「砂漠の街に広がるコケダマの魅力」が掲載されました。
今リマで流行りのKokedama。日本の園芸技法の1つ、苔玉のことです。砂漠が広がるペルーの海岸エリアには、苔が生育できるような森はありません。当然リマの人たちも苔(musgo)なんて知らない、見たことがない、なんて人はたくさんいたでしょう。そこに登場したKokedamaはコロンとした丸いフォルムとナチュラル感がウケて、今や大ブーム。我が家にもありますが、ほんとかわいいですよね~。
ただきちんとした店のは土台の苔がちゃんと生きているし、「koke=musgo、dama=bola」であると説明していますが、そこはコピー文化のペルー。すぐこの商売を真似する人が出てきます。そういう人たちのサイトを見ると土台の苔は最初から枯れているし、そもそも苔すら使っていない。その上堂々と「kokeはボールでdamaは苔」と言い切ったりしています。スペイン語と日本語の文法の違いすら確認しないんだから、まったくお粗末なこと。そういうサイトを見つけたら「違うよー、kokeはmusgoで、damaがbolaだよー」とメールを送っているのですが、たいていは無視されます(怒)。皆さんもそういうなんちゃってサイトやfacebookを見つけたら、びしっと言ってやってくださーい!