友達からいろんなハーブをもらった。バジル、パセリ、ローズマリー、タイム、セージ、オレガノ、ミント。きれいに洗って乾かしたら一部は料理に、残りはドライハーブにしよう。実は年末にも自家製ハーブをたくさん頂き、あれこれ使わせてもらったところだ。ハーブってそこにあるだけで、なんだか幸せな気持ちになるね。
年末は思いのほか忙しく、思ったほど大掃除ができなかった。火の元や水回りは何とか終えたものの、物置にある粗大ごみは手付かず。というわけで、3が日を過ぎてからあちこち掃除を始めている。昨日、念願のchatarrero(くず鉄商)を呼んだ。友達が普段から利用している人なので、その辺をウロウロしている輩より信用できる。時間もほぼぴったりに来た。それだけですでに高評価だ。
物置にはPCの画面やスキャナー、ゴルフ道具や雑貨など、とにかく古いものがいっぱいあった。どれもまだ使えるが、使わなければ即ゴミだ。どれもこれもしっかり使い切ったものだが、こうしてみるとどうしても無駄に思えてしまう。でもペルーには何でも持ってってくれる便利な職業があるのだから、これらも飲み代に化けて私に還元されるはず・・・と思っていたのに!
物置をざっと見渡したくず鉄商のおじさんは、一言「あんまりないねぇ」とほざいた。「なんでよ、こんなにあるんだよ?みんなまだ使えるし、お宝じゃない!」と必死に営業したがまったく取り合わず。曰く「今はもう中国製の安い機械が溢れてて、誰も中古なんて使わないんだ」と。「この機械の中にあるメタルを取ればいいじゃん!」「今はもうそんなことしないんですよ」「じゃこれは?鉄ならリサイクルできるんじゃない?」「だから今はもうそういうのはしないんですって」「じゃあもうこれはいらないから、タダで持ってってよ」「タダっていっても、私が捨てに行かなきゃならないですから」うきー!中国め~!
それでもいくつかは買ってくれたので、物置もずいぶん片付いた。何だったら欲しいのかと聞いたら、バッテリーと「日本の置物なら喜んで!」見るからに日本的(アジア的)な、ペルーにないデザインがいいらしい。algo extraño(何か不思議なもの/奇妙なもの)と言われても、私の感覚と君たちのそれはずいぶん違うだろうに。そういえば日本大好き日系人のお宅にはよくalgo extrañoなものがあるなぁ。あの感覚を身に着けるのはちょっと難しいように思うが、よし、見つけたら取っておこう!
おじさんがタダでも持っていかないようなものでも、うちの門番くんや友達のメイドさんは喜んでもらってくれる。最終的には必ずどこかに行くのだが、それでもやっぱり物は少ないほうがいい。ということで今年の目標の1つは断捨離に決定。シンプル イズ ベスト。