ペルーはクリスマス前の12月21日午前11時28分(日本時間22日午前1時28分)から夏を迎える。
国家水路・気象庁(SENAMHI)は、近海で続く8月以来の低い海面温度の影響で今年は比較的雨が少なく涼しい夏になると予想。夜の冷え込みが明け方以降も数時間回復せず、来年1~3月のリマ首都圏の気温は例年より低い20~26℃で推移と見積もる。
同庁はまた、国立エルニーニョ現象研究所(ENFEN)が現在観測中の、ペルー沿岸におけるラニーニャ現象発生の可能性にも言及。ラニーニャ到来の場合、さらに気温が低くなると注意を促した。
一方、曇天の中散発的な快晴の日には日中の気温が30℃まで上昇することもあり得ると説明。海岸部の各区に比べ、丘陵部に近いラ・モリーナ区では曇りの日が多くなるとした。
リマでは12月に入ってから、中央山岳部由来の雨雲による曇天の日が続いている。
(ソース: Andina 07/12/17)