フェレイロ通商観光相は22日、来年1月開催予定の2018年ダカールラリーによるペルーへの経済効果予測を3億5000万㌦に上方修正(+5000万㌦)した。
ダカールラリーの模様は1200時間にわたり世界190か国に中継され、1億9000万人が視聴すると見られている。同相は、内外に向けペルーのブランドイメージが伝わることで、ひいては観光や隣国との様々な経済活動に寄与すると期待。
文化省、環境省(国家自然保護区管理事務局)、教育省(体育庁)参画の下通商観光省(MINCETUR)が率いる政府の同ラリー技術委員会では、ペルーが負担する開催費用をおよそ600万㌦と見積もる。
2018年のダカールラリーは1月6日に首都リマをスタート、イカ、アレキパ、プーノを経由し11日の第6ステージでラパス(ボリビア)に到着、その後20日までコルドバ(アルゼンチン)のゴールを目指す。
来年はローマ教皇来秘(1月)やロシアW杯出場、再来年には第18回パンアメリカン競技大会と、ペルーではダカールラリー以外にも引き続き世界の注目を集めるイベントが控えている。
(ソース: Gestión 23/11/17)