クリオージャ音楽の日およびハロウィンとして知られる10月31日を前に、国家競争・知的所有権保護庁(INDECOPI)が消費者と業者双方に注意を呼びかけている。
クリオージャ音楽の日に行われる各種イベントの主催者は、開催時間や場所、会場の定員、各種予告サービス(飲食物等)の提供、出場アーティストなど予め広報した内容を順守しなければならない。
止むを得ない事情でイベントがキャンセルされる場合、主催者には消費者への事前告知ならびに妥当な期間内における払戻しの義務が生じる。
一方、消費者側には領収書や広告、イベントに関する業者側の条件・内容が記載された文書などの保管を勧めている。業者側に不備が生じた場合、これらはクレームや告発の際の証拠として扱われる。
また、ハロウィン用の仮面、仮装用衣装、菓子などは正規の店舗で購入し、偶発的なクレームに備え同じく領収書を取っておくよう勧告。商品購入の際には以下のようにアドバイスしている。
①輸入業者や製造元の名称、住所、正規業者であることを示す法人名や税籍登記番号(RUC)などのデータが製品ラベルに含まれているか、また商品名や消費期限、保管条件、使用上の注意についてもチェックする必要がある。
②製品ラベルは輸入品でもスペイン語での記載が義務付けられているため、ラベル表示がスペイン語でない商品は買うべきではない。
③菓子類についてはラベル上に原材料や添加物、食品衛生登録、賞味期限に加え、商品によってはロットナンバーに関する情報が含まれていること、開封後は表示された保管指示に従うこと、容器や包みが開いたり、凹みや酸化、損傷のある商品は購入しないこと。
④商品やサービスに不備のある場合は、苦情やクレームを記録として残すため販売業者に店舗備え付けのクレーム台帳の呈示を要請すること。
なおINDECOPIは消費者サービスの一環として、電話対応以外にも同庁ウェブサイト(www.indecopi.gob.pe)やEメール、無料モバイルアプリを通じた業者へのクレームを受け付けている。
(ソース: Andina 30/10/17)