クスコ郡自治体は9日、2階建て展望観光バスのクスコ市街地およびサクサイワマン遺跡公園への進入を禁止する条例を賛成多数で可決した。
同条例では、違反者(バスの法的所有者)に対し2025ソレス(約6万9800円)の罰金を科し車両を押収すると定めている。
条例制定の理由として同自治体は、クスコ市街地の道路インフラがこれらのバスの構造には適していないこと、サクサイワマン遺跡へのアクセスもリマのサン・クリストバルの丘同様に道が狭いことを挙げている。
さらに、同種のバス運行は正式に許可されたものではなく、10台以上の車両が改造により座席数を水増ししていると付け加えた。
同条例は、カルロス・モスコソ・ペレア郡長の署名ならびに公告を経て10月13日から有効となる予定。
(ソース: Andina 11/10/17)