考古学ファンの皆様、お待たせしました。「古代アンデス文明展」が東京上野・国立科学博物館でついに開催です!
過去5回にわたってアンデスのさまざまな文化を日本に紹介してきた、TBSアンデス・プロジェクトの集大成。今回の目玉は本邦初公開となるボリビア・ティワナク文化と、インカ帝国に多大な影響を与えたとされるワリ文化の逸品たちです。日本ではあまり知られていませんが、インカを象徴するアンデネスやインカ道、キープはこのワリから受け継いだもの(ワリについてはこちらもご覧ください)。この展覧会ではティワナク、ワリ、そしてインカの関連性を知ることができます。そのほか天野プレコロンビアン織物博物館から6作品、ナスカ文化のミイラ、チリバヤ文化の子供のファルド(ミイラ包み)や副葬品など、ペルー在住者でもなかなかお目に掛かれないものがいっぱい。ああ、私も見に行きたいよ~!
展覧会見学の後は、ミュージアムショップもお忘れなく。展覧会のパンフレットやリーフレットはもちろん、古代アンデス文明をもっと深く理解するための解説書や専門書、モコモコ感がたまらないアルパカのぬいぐるみを始めとするさまざまなアンデスグッズ、クスケーニャビールにインカコーラもあり!当ブログでもご紹介してきたMIRADOR PROJECTのナスカの地上絵クリップやロールシール、高橋さん自慢のアチャマル村産オーガニックコーヒーもオススメです。
アンデス文明に関して、これほど内容が贅沢な展覧会はまずありません。皆様お誘いあわせの上、足をお運びくださいね!
★「古代アンデス文明展」巡回スケジュール
上野・国立科学博物館/2017年10月21日~2018年2月18日
新潟県立万代島美術館/2018年3月21日~5月6日
山梨県立考古学博物館/2018年5月19日~7月16日
仙台市博物館/2018年7月27日~9月24日
広島県立美術館/2018年10月5日~12月2日
※2018年1月31日、諸事情により仙台以降の予定を削除しましたが、この後も各地を巡業するのでお楽しみに!
※2018年1月5日時点での情報です。日程は予告なく変更される場合があります。