ペルー輸出協会(ADEX)は、今年上半期(1~6月)におけるペルー産ワインの輸出額を前年同期比50%増の63万3891㌦と発表した。
内訳は、2㍑瓶以下41万9000㌦(+0.29%・シェア66%)、2㍑瓶超16万5788㌦(シェア26.1%)、発泡ワインが4万1903㌦(シェア7.7%)で、世界の15市場が対象。
主な輸出先は米国(39万6666㌦・+42%)と英国(7万4924㌦・+522.4%)がツートップ、2か国で全体の74%を占める。チリ(4万9041㌦)と日本(3万3899㌦)が後を追い、他はドイツ、コスタリカ、フランス、スイス、カナダなど。
中でもキューバ(+613%)と英国(+522.4%)向け輸出額の伸張が顕著。また、今年は新たにシンガポール、インドネシア、ロシアが輸出先として加わった。
ADEX発表による主な輸出企業(ワイナリー)は、Santiago Queirolo S.A.C、Bodegas y Viñedos Tabernero S.A.C、 L.C. Group S.A.C、Bodegas Vista Alegre S.A.C、Destilería Nacional S.R.L、Viña Tacama S.A.、Viña Ocucaje S.A.など。
尚、2016度の国産ワイン輸出額(通年)は前年比11%増の90万8435㌦。
(ソース: Andina 27/08/17)