農業灌漑省(MINAGRI)は、ペルー産の上質で世界一細いアルパカ毛がギネスブックに認定されたと発表した。
このアルパカはペルー南部プーノ州カラバヤ郡の畜産農家、ラファエル・カーノさんが所有するワカヤ種およびスリ種で、獣毛の直径は13.1ミクロン。同郡マクサニの中央広場で行われたアルパカ行進イベントにおいて認定された。
アンデス高地の同地域ではおよそ2万8000頭のアルパカが飼育されている。寒さの厳しい冬季に繊細なアルパカ毛を保護する目的から、地域のアルパカ農家には畜産キットと合計5600kgにおよぶ飼料が配付された。
零細畜産農家の振興を担う同省畜産局(DGG)は、アルパカ毛に高付加価値を与えるための繊維生産加工プラント設立計画を明らかにした。
(ソース: El Comercio 30/08/17)