7月28日のペルー独立196周年記念日を前に、国立情報統計庁(INEI)が最新の人口統計を発表した。
2017年6月30日現在の人口(※概算数値を含む)は3182万6000人。うち77.7%は都市部、22.2%は地方部に居住、年齢別構成は14歳以下27.1%、15歳~49歳53.7%、50歳以上が19.1%。
1990年から2015年にかけ国外に移住した(出国したまま戻らない)ペルー人は計288万5787人、うち男性48.6%、女性は51.4%。年齢別では14歳以下9.0.%、15歳~49歳74.1%、50歳以上16.9%。配偶者の有無では、独身64.1%、既婚17.7%、離婚中(独身とは区別される)0.3%、寡婦・夫(同左)0.4%、不明17.5%。
在外ペルー人の主な出生地(州別)は、リマ州(50.8%)、カヤオ特別州(5.1%)、ラ・リベルタ州(9.6%)、アンカシュ州(5.5%)、フニン州(4.0%)、アレキパ州(3.4%)、ランバイエケ州(2.9%)、ピウラ州(2.4%)、カハマルカ州(2.2%)、イカ州(2.0%)など。
移住先の国は米国が31.0%で首位。次いでスペイン(14.3%)、アルゼンチン(14.2%)、チリ(11.1%)、イタリア(9.9%)、日本(3.9%※)、ベネズエラ(3.3%)、カナダ(1.8%)、ブラジル(1.7%)、フランス(1.0%)、ドイツ(0.9%)、スイス(0.8%)、ボリビア(0.8%)、その他の国が5.3%。
(ソース: INEI 26/07/17)
※前回の国勢調査は2007年。今年10月に最新の国勢調査が行われる予定。
※INEI公表百分率数値から算出される日本在住ペルー人の人口は11万2546人。一方、日本法務省の在留外国人統計による2016年12月末時点の同人口は4万7740人【出典: 国籍・地域別在留資格(在留目的)別在留外国人統計表(表番号16-12-01-1)】。