5月期のリマ首都圏消費者物価指数はマイナス0.42%、2006年同月(▲0.53%)に次ぐ減少幅かつ2か月連続の下落となった。
年率(2016年6月~2017年5月)は3.04%で近年では2016年8月期(2.94%)に次ぐ低率。今年3月期(3.97%)、4月期(3.69%)に比べインフレ率は減少傾向にある。
豪雨被害の後高騰していた食品・飲料(▲0.83%)の価格が落ち着きを取り戻しつつあることが5月期物価下落の主な要因と説明、他にも住宅賃貸料、燃料・光熱費(▲1.21%)の影響を受けたとしている。
一方、家具・調度(0.13%増)、靴・衣料(0.10%増)、その他財・サービス(0.06%増)、衛生用品(0.05%増)の価格は上昇した。
また食料・アルコール飲料(▲2.07%)の下落を受け、消費者物価は全国レベルでも下落(▲0.58%)した。
(ソース: Gestión 01/06/17)