ペルー内務省は30日、街角でタクシーを安全に利用するためのスマートフォン用官製アプリ「WachiTaxi(タクシー見張り番)」を発表した。
Android OS対応の当アプリはGoogle Playから無償でダウンロードできる。連絡先メールアドレス等簡単な個人データを入力後アプリ使用に同意し、通常用と緊急用2種類のパスワード(4ケタ)を登録すれば利用可能。使い方は次のとおり。
- タクシー乗車前に運転手の顔写真およびナンバープレートをそれぞれ個別に撮影
- 目的地までの概算到着時間を入力・送信
(公式動画はこちら→ https://youtu.be/zmF9xinQ-ow )
以上の操作により、乗車したタクシーの基本情報が家族や知人など予め登録された保安連絡用メールアドレスに送信され、トラブル発生の際には警察への届け出にも利用できるようになる。
またスマートフォンのGPS機能がアクティブな場合はタクシーの走行ルートがリアルタイムでモニタリングでき、保安用アドレスへの送信情報にルートマップが添付される。
なお、乗車経過時間が入力した概算到着時間の2倍を超える場合、その5分前までにパスワードを入力しアプリを解除しなければ、警告音と共にパスワードの再入力が要求される。
バソンブリオ内務相はタクシー乗客の68%が安全上の不安を抱えている事実に言及、当アプリ利用が信頼性の向上につながるとしている。
(ソース: Andina 30/05/17)