大阪本社の株式会社ワッツが世界に展開する均一ショップ、「Komonoya」に行ってきた。ペルーでは一律6ソレス(約200円)。100均を知っている日本人には微妙な値段だが、粗悪なくせに値段だけ一人前の中国製品ばかりが溢れるペルーにおいて、日本品質でこの価格はありがたい。ペルー人にはもちろん、在住者にとっても待望の存在である。
ただ購買人口が多く、地価が手頃な場所=郊外エリアに進出しているので、これまでなかなかチャンスがなかった。時間とリスクをかけてまでは行けないしね。でもSanta AnitaのMoll Aventura Plaza店なら比較的アクセスしやすいことが判明。行き方を教えてくれたMさん、ありがとう!
モールには10時過ぎに到着。でも中は停電かと思うほど暗かった。Komonoyaもまだ開店準備中。サイトには10時オープンってあったのに?スタッフに文句を言ったら、「ここは10時30分オープンです」と。しょっぱなからやられた。ワッツさん、情報修正お願いします。
暗いモールで時間を潰したあと、改めてKomonoyaへ。ここからは楽しい楽しいショッピング・タイム!店内には日本の歌謡曲がかかっていて、まるでアレナレス・ショッピングセンターにいる気分。「今日は偵察だけ」なんて言ってたのに、なんだかんだと買ってしまった。くぅ~、これが100均マジックなんだよなぁ。恐るべしKomonoya。
ところで、実は前から気になったていたことがあった。それはお客さんが商品の使い方を理解できるのかということだ。見てわかる単純なものも多いし、いくつかの商品には簡単なスペイン語名が付けられていた。しかし中には「AではなくBをお使いください」なんていうグッズもある。そのAとBを間違ったら大変なのだが、スタッフも「分からない」って言っていた。実際ある商品の使い方を訪ねてきたくらいだし、その辺はどうするのだろう。
でも分からないからこそ、パッケージを見て使い方を想像するのは案外面白いのかもしれない。日本の商品のパッケージは写真やらイラストが多く、ひと目で理解できるように工夫されている。そんな視点で100均商品を見たことはなかったけど、ほんと、日本の商品って痒い所に手が届くようになってるのだ。とにかく楽しかったKomonoya巡り。やっぱり100均って最高だ。一時帰国で持ち帰りにくい大型のプラ製品なんかは、特にお買い得。コーヒーの紙フィルターなど紙製品が少なかったのはちょっと残念だが、これからも通ってしまうに違いない。