2016年11月14日は、68年ぶりのSúper Luna(スーパームーン)!でも月が地球に最接近する時間帯は、ペルー時間の14日6:22~8:52。「朝じゃ見えんだろっ!」ということで、昨夜ゆっくり拝んでおいた。今朝は思いっきり曇ってるから大正解♪
大きさは14%増し、輝きは30%増しというが、比較対象物がなかったため、ニュース映像でみるような感動はなし。それでも闇の中にぽっかりと浮かぶその月はただただ美しく、しばし見とれてしまった。ただスーパームーンと地震の関係は気になるところ。ニュージーランドでM7.8の大地震はやはり月の引力の影響?亡くなった方もいる中で、「きれいだ、きれいだ」と浮かれて申し訳ない。ただでさえ2016年はややこしい年、とにかく被害が広がらないことを切に願う。
それにしても日本の報道は細かい。「今回の地球と月の距離は35万6511km、2018年1月1日にも35万6570kmまで近づく」とあった。ペルーはなんでも大雑把。「月の軌道は最も遠くて約405.000 km、最も近くて約350.000 km」や、「約70年ぶり!」という超ざっくりなものも。最初は「なんと雑な数字か」と思ったけど、こっちのほうがイメージしやすいと納得してしまったのは、すでにペルー化しているということか。でもよほどのマニアでない限り、1km単位で聞いても覚えらえないね。
日本語検索だと同じ距離なのに、スペイン語で検索するとちょっとずつ違うのも面白い。ペルーの報道はとにかく数字がいい加減だから、どれを参考にするかいつも悩むのだが、ペルー人も分かってるから、こんな大雑把報道をするのかも。だったら立派な確信犯だな(笑)
一番近い時間はもうすぐ過ぎてしまうけど、今夜だってお月様は通常よりずっと近くにある。午後からでいいから、このリマの空を覆う厚い雲が晴れますように。今夜も美しい月が楽しめますように。