リマ市ミラフローレス区の商業施設「ラルコマール」で16日発生した火災により4人が死亡、少なくとも7人が負傷した。
16日午前10時頃、施設内地下2階の複合映画館「UVK」の第10ホールから出火、同館3ホールが全焼、隣接するボーリング場も延焼し、およそ500人が避難した。煙は付近の公園やマリオットホテルにまで及んだ。
この火災により映画館従業員の男性1人と女性3人が死亡、消防士を含む少なくとも7人が煙を吸い込むなどして負傷した。
出火当時、映画館には従業員の他、試写会に招待されたジャーナリストと労働説明会の参加者がいたとされ、現場では消防による捜索が続いている。
ラルコマールは海沿いに位置するショッピングセンターで、リマ有数の観光地としても有名。出火原因等の調査にあたり、同施設を管掌するミラフローレス区自治体は施設全体の一時閉鎖を指示、UVKは全国で自社映画館の営業を中止した。
(ソース: El Comercio 17/11/16)