アルゼンチンのブエノスアイレスで1日に開催された「第7回国際古銭大会」で、ペルーの1ソル硬貨が1~3位を独占した。
この大会では、ラテンアメリカ・カリブ諸国の発行済貨幣からデザインや鋳造技術などを基準に優れたものを選考。今回は「ペルーの富と誇り」シリーズを構成する26種の硬貨から3種類(写真)が「LatiNum 2014-2015」賞のトップ3に輝いた。
1位は岩絵の遺跡をモチーフにした「プシャロのペドログリフ」、2位は異形の神アイアパエックを模った「月のワカ」、3位はリマのアルマス広場に面したペルーの主教会「リマのカテドラル」をデザインしたもの。賞の選考は各国の造幣局や中央銀行の官僚、および専門家や貨幣コレクターが実施。
同シリーズの硬貨はこの他にも、「ワイタラ神殿」がスペイン(マドリード)のネクソ・グループにより世界の優れた通貨に与えられる「Nexonum」賞を受賞、「サンタ・カタリナ修道院」がドイツのコレクション雑誌Krauseにより世界の貨幣トップ10入りを果たしている。
(ソース: Gestión 06/10/16)