Mistura 2017 炊き出し料理コンクール継続開催

アルホビン開発社会包摂相(MIDIS)は本日、グルメフェスティバル「Mistura(ミストゥーラ)」において、来年度も引き続き地域の“炊き出し”グループによる料理コンクールを開催すると今年度授賞式の席上で発表した。

「Comedores Populares」と呼ばれるこの炊き出し活動は、主に女性ボランティアによる地域コミュニティの貧困者向け食事提供サービスを指す。MIDISとペルー美食協会(APEGA)が主催するコンクールの優秀者には、かつての著名な料理人の名を冠した「テレサ・イスキエルド(写真)賞」が贈られる。

同相は授賞式で、「この試みは、ミストゥーラに参加した炊き出しの女性たちには誉れ高いものとなり、また来場者にはヤウヨやカンタ、ワウラ(いずれもリマ州の郡名)の伝統的な料理を知り、味わう機会となりました」とコメント。

APEGAのベルナルド・ロカ・レイ会長は、来年のMisturaでは民間を含め全国の炊き出しグループがコンクールに参加できるよう準備を進めていると述べた。

今年度のコンクールでは、カンタの「Santa María de la O(サンタ・マリア・デ・ラ・オー)」、ワウラの「Paraiso Ecológico(パライソ・エコロヒコ)」、ヤウヨの「Santa Rosa de Tinco(サンタ・ロサ・デ・ティンコ)」にそれぞれテレサ・イスキエルド賞が贈呈された。

(ソース: Andina 18/10/16)