2015年度はペルーの約460万世帯がインターネットを利用と電気通信民間投資監督庁(OSIPTEL)が発表した。
インターネットを利用するペルー人世帯の割合は2014年(39.5%)から2015年(56.4%)にかけ16.9ポイント上昇、昨年度の増加数は48万2000世帯。
家庭における固定インターネット接続利用割合は横這い、一方でモバイル機器による接続は2014年(20.9%)から2015年(52.6%)にかけ大幅に増加。2015年度にはスマートフォンが携帯電話の54.5%(前年比約19ポイント増)を占め、今やモバイル機器は93.4%の世帯で利用されるメジャーな通信手段になった。
また、ペルーではインターネット接続にあたり「カビーナ」と呼ばれるネットカフェの利用が一般的であったが、モバイル機器の普及に伴いカビーナからの接続は2013年の44.9%から2015年には30.6%まで低下、固定電話の数も減少傾向に。
インターネット利用世帯の多い地域はリマ(78.7%)、カリャオ(77.9%)、ラ・リベルタ州(67.9%)など。一方、ワンカベリカ州(18%)、アマソナス州(19.7%)、プーノ州(29%)では全国でも利用率が低い。
(ソース: Gestión 28/06/16)