国立情報統計庁(INEI)は12日、2016年3月期の出入国管理統計を発表した。ペルー人と外国人を合わせた出入国者数は前年同月比9.9%増の129万2332人で、入国者(10.5%増)と出国者(9.3%増)の双方が増加した。
外国人訪問者は前年同月比11.3%増の36万7805人で、国別の内訳はチリ(44.7%)、米国(11.7%)、エクアドル(10.5%)、ボリビア(6.4%)、コロンビア(4.4%)、スペイン(3.9%)、ブラジル(3.9%)、パナマ(3.0%)、オランダ(2.4%)、メキシコ(2.3%)、その他の国(6.8%)。性別では男性52.4%、女性が47.6%。
外国人訪問者の多くは入国に際しリマ国際空港(ホルヘ・チャベス国際空港)を利用。同空港の国別入国者内訳は、米国(25.6%)、チリ(8.1%)、コロンビア(6.3%)、スペイン(6.1%)、アルゼンチン(5.8%)、ブラジル(4.7%)、メキシコ(4.1%)、カナダ(3.4%)、ドイツ(3.1%)、エクアドル(2.8%)、日本(2.7%)、コスタリカ(2.6%)、フランス(2.5%)、英国(2.3%)、その他の国が19.9%。
外国人訪問者のうちペルー国内就業資格所持者は計5127人で、前年同月比8.2%の増加。国別ではコロンビア(17.6%)、スペイン(15.5%)、チリ(11.7%)、アルゼンチン(8.2%)、ブラジル(7.8%)、エクアドル(6.6%)、ベネズエラ(4.6%)、中国(4.1%)、米国(3.7%)、ボリビア(3.0%)、メキシコ(2.3%)、イタリア(1.9%)、フランス(1.3%)、日本(1.1%)、ウルグアイ(1.0%)、その他の国が9.6%。
ペルー人の出国者数は前年同月比6.6%増の28万3478人。出国先はチリが52.7%でトップ、続いて米国(10.0%)、ボリビア(8.1%)、コロンビア(4.1%)、エクアドル(3.8%)、パナマ(3.5%)、ブラジル(3.3%)、メキシコ(3.2%)、スペイン(3.1%)、アルゼンチン(2.8%)、オランダ(1.2%)、エルサルバドル(0.8%)、その他の国3.4%の順。性別では男性51.8%、女性は48.2%。
一方、ペルー人入国者の数は23万7257人で、前年同月と比べ9.4%の増加。帰国元はチリ(50.6%)、米国(11.5%)、ボリビア(7.2%)、コロンビア(4.4%)、エクアドル(4.2%)、パナマ(4.2%)、ブラジル(3.7%)、メキシコ(3.4%)、スペイン(3.1%)、アルゼンチン(2.4%)、オランダ(1.1%)、エルサルバドル(1.0%)、その他の国が3.2%で、男女比は男性51.5%、女性が48.5%。
(ソース: INEI)