納税者協会(CpR)が作成したデータによると、ペルーの就労人口のうち実際に所得税を支払っているのは11%(130万2287人)に過ぎないことが分った。
就労人口(1146万4199人)とは、経済活動人口(1639万6376人)から規定労働時間や収入の少ない半失業者(424万6602人)と失業者(68万5575人)を除いたもの。このうち、雇用契約を締結した上で働いているのはわずか17%。
就労人口は、企業などに勤務する従業員(会社員)と、専門職や個人業者などの個人に分類される。会社員(461万3529人)のうち、所得税を納めているのは21万9038人で、残りの439万4491人は未納もしくは非課税枠による適用除外者。同様に、個人(685万670人)では108万3249人の納税者を除き、576万7421人が同税を納めていないとしている。
(ソース: El Comercio 09/05/16)