リマの強盗犯罪増加で60日間の特別警戒実施

先週金曜にリマの中華街で発生した路上両替商に対する拳銃強盗を始め、学生を対象とした殺傷事件やサンイシドロ金融街での強盗などここ最近の犯罪増加傾向を受け、内務省と国家警察(PNP)は組織犯罪者への対抗策などを協議、リマにおける治安対策を本日発表した。

記者会見での発表は次のとおり。

  • PNPは本日以降60日間特別警戒にあたる。
  • 地方配属警察官1700名のリマ移送による警戒要員の増員。
  • リマで働くすべての両替商の登録作業を終えた。
  • 各区所属警備員との共同パトロール要員として、区の要請に応じ警察官526名を派遣済。
  • スモークフィルム使用の車両については、以降恒久的に職務質問の対象とする。
  • 全ての二輪車ドライバーを職務質問対象とする。
  • 犯罪発生の多いラ・マリーナ、ウニベルシタリア、コロニアル、ベネズエラの各通りでは、警察官が公共交通機関に同乗し警戒にあたる。

また、犯罪予防措置として現在各警察署により実施されているパトロールを数日の間に強化するとした。

(ソース: Perú21 15/05/16)