セマナ・サンタ(聖週間)を利用して、Ayacucho(アヤクチョ)に行ってきた。念願のprocesión(聖行列)の素晴らしさに感無量。ご機嫌な休日だった。これから積極的に情報発信していきます。
アヤクチョから帰宅した日、門番くんが分厚い封筒を届けてくれた。なんと、11月1日に発売された子供向け雑誌の見本誌ではないか。昨年はペルー郵便公社(Serpost)が何度もストライキを行ったため、郵便事情は最悪だった。取材に協力してくれた少年がこの雑誌を心待ちにしていたこともあり、私も心苦しかったがどうしようもない(編集に依頼して、コピーだけは先にメールでお送りしました)。まったく雑誌ごときに5ヶ月もかかるとは、よくこれで国際郵便を平気で扱っているものだ。
この雑誌を受け取った後、ふと思った。我が家が去年eBayで購入した商品は、どうなっているだろう?
北米の会社からは「12月10日に発送しました」という連絡がきていた。1月12日にミラフロのSerpostに行ったら、窓口のお姉さんはだるそうな表情をしながらサイトにうちの追跡番号を入力し、「2015年12月21日09:03にリマ郵便物仕分けセンターに到着、ってなってるから、ここから各区の郵便局に行くまであと20日くらいかかるわね」と言った。リマ市内の輸送になんで1ヶ月以上もかかるんだー!
その後も時々サイトをチェックしていたが、まったく変化なし…というのがAyacuchoに行く前の状況だった。そこに5ヶ月前に発送された見本誌が届いたのだ。きっと何かが動き始めたに違いない!
ところが。4月1日にサイトを見たところ、「2015年12月21日10:12、仕分けセンターからスルコ区のオフィスに向かって発送」という表示が追記されているではないか。
いやいや、3月末までこんなのなかったやん!3ヶ月以上も前のデータをいきなりアップするって、一体どんだけ仕事してへんねん?ってか、私の荷物はどうなったのー?!
さて、本日。怒りのブログを書こうと思って再度Serpostのサイトにアクセスしたら、おぉ!「2016年4月2日10:43、スルコ区のオフィスから配達に出ました」とあるではないか!
でも今日は4月5日、まだ荷物は届いていない。もしかして、郵便配達員が家に持って帰ってしまったのだろうか?その商品だけあってもまったく役に立たないので、盗んでも仕方のないものなんだがね。
とにもかくにも、すんなりいかないペルーの郵便事情。確実に手に入れたいものは、ほんと、人様にお願いするしかない。だからこそ、郵便物が届くだけで心から喜べるというステキな特典もあるけどね。日本の皆さん、ちょっとくらい郵便物が遅れたって、配達員をいぢめちゃダメよ。そんな国、滅多にないんだから。