1日午後1時5分頃、クスコ地方文化局(DDCC)の警備員が、世界遺産マチュピチュ遺跡内の通称「見張り小屋」付近で全裸写真を撮影していたオーストラリア人観光客を拘束した。
この男の氏名はアンソニー・ジョージ・カサロスで、インカ道のトレッキングを終え同日マチュピチュ遺跡に到着したとされる。
観光警察官が男のカメラを押収しマチュピチュ村の警察署に連行、カメラの記憶媒体を調べたところ、インカ道ルート上のワルミワニュスカ峠およびインティプンク(太陽の門)でも全裸で写真を撮っていたことが確認された。
男はマチュピチュ遺跡から追い出された後、DDCCにより遺跡への再入場禁止が言い渡された。またDDCCは法定代理人を通じ、インカ道で男を案内していた2人の地元観光ガイドならびにツアーを催行した旅行代理店の処分も検討している。
(ソース: El Comercio 01/04/16)