ペルー中央選管(JNE)は8日、人民勢力党党首ケイコ・フジモリの大統領選候補除外請求に関する特別抗告を根拠に欠けるとして賛成多数で却下した。
タバラ・コルドバ、フェルナンデス・アラルコン、ロドリゲス・ベレス各司法官の投じた多数票により、ケイコ・フジモリの候補除外を請求したエリベルト・ベニテス国会議員(国民連帯党)とイロイト・ベラ・ガルシア(民間)による特別抗告は却下された。
ベニテスおよびガルシアは、この特別抗告を通じ、中央選管による2016年3月31日付議決書第310-2016-JNE号の撤回を画策。同議決書とは、リマ中央第1特別選挙管理委員会(JEE)の判決に対する上告理由を事実無根とし、フジモリ氏の大統領候補除外請求を退けたもの。
尚、アイバル・カラスコおよびコルネホ・ゲレロ両司法官は特別抗告に根拠があると判断したが、少数票とされた。
(ソース: Correo 08/04/16)