子ども地球ナビ・テコンドーが大好きなリマの少年

4月15日(金) 朝日新聞出版の月刊 junior AERA (ジュニアエラ) 5月号にペルー・黒帯を取りたいテコンドー少年が掲載されました。

掲載号を勘違いしていた私。とほほ、なんてこった。しっかりしなきゃ~。

今回ご紹介した少年は、容姿端麗・頭脳明晰・スポーツ万能、その歌声はまるで天使!なイグナシオ君9歳。彼は以前ご紹介したマリネラ・ノルテーニャのチャンピオン、マリア・マルタの息子です。お母さんがあれだけ聡明なんだからそりゃある程度は…と予測していましたが、あまりになんでもできてしまうので、話を聞きながら「神様、ずるいぞ!」と心底思っておりました(笑)。例えばイグナシオ君は英語がとっても得意なのですが、親が教えたわけではなく、4歳のころから勝手に覚え始めたんだそうですよ。イグナシオ君の宿題について尋ねた時のマリア・マルタの答えが、「授業を聞いて理解できているのだから、家に帰ってまで勉強する必要はないわ」ですからね。いやはや、天は二物を与えすぎ。

ジュニアエラの「子供地球ナビ」は2年に1度の割合で担当させて頂いていますが、前回はリマ郊外の孤児院に暮らす女の子を取材したんですよね。どちらも本当にいい子たちだけど、その境遇の違いに唖然としてしまいます。もしお手元に古い号があれば、ぜひ見比べて下さいね。世界にはいろんな国があって、日本とは違った暮らしがあること。例え同じ国でも、環境によって生活はさまざまであること。その中で頑張っている世界のお友達について、親子でいろんな話をして頂ければ幸いです。