クロスランド・グループの鉄道部門「Inca Rail (インカレイル)」は、クスコのポロイ駅とマチュピチュ駅を結ぶ観光列車の運行を5月1日から開始すると発表した。
インカレイルはポロイ⇔マチュピチュ間路線に「プレミアム・エコノミー」サービスを新たに導入し、他社との競合を図る。同列車は外国人旅行者も利用可能で、飲み物とスナックのサービス付き。料金設定は大人US$73から、子供はUS$30からになる予定で、年間1万人の乗客を見込んでいる。
マチュピチュ目的の旅行者は先ず遺跡を目指しその後クスコに戻る傾向にあることは承知しているが、クスコに泊まってから聖なる谷やマチュピチュ遺跡を訪れたいという観光客も多い、と同社代表は語る。
インカレイルはオリャンタイタンボ⇔マチュピチュ間の観光列車を運営する100%ペルー資本の鉄道会社。
(ソース: El Comercio 29/04/16)