ここ数か月の食料品価格上昇にも関わらず、ペルーのレストラン業界は昨年12月期に約4%、今年1月期には5%成長と予測され、ホテル・レストラン関連協会(AHORA)では第1四半期の間この傾向が続くと見込んでいる。
食料品のインフレ年率は全国レベルで4.35%。加えてエルニーニョ現象やドル高の影響による食材コスト上昇の中、同協会では販売価格の維持に努めていると代表者は話す。
一方、国立情報統計庁(INEI)のデータによると、リマ首都圏におけるメニュー(定食)の消費者物価指数は1月期に0.7%増加、全国レベルでは0.8%上昇している(昨年度は0.1%~0.9%増の範囲で推移)。
6~12ソレスと安いことで知られる食堂のメニュー(定食)だが、店によっては1.5ソレス程度値上げしたところもある模様。また、シーフードレストランでは魚の価格上昇に漁獲不足も重なり、値上げ幅は20%に及ぶと予想されている。
(ソース: Gestión 03/02/16)