ドル高や物価上昇を受け、リマの5つ星ホテルでは今年平均5%の宿泊料値上げが予想されている。
ペルーホテル協会(SHP)代表は、運営コスト上昇やサービス品質の維持から、主にリマやクスコの5つ星ホテルでは宿泊料レンジが189~263ドルで推移するものの、客室稼働率(約75%)には影響しないと述べる。
大手ホテルチェーンMariottの場合リマで2~3%、クスコで約5%の引き上げを、Aranwaチェーンでは国内5か所のホテルでおよそ5%の値上げを予想している。
SHP代表は、今年9月~11月のAPEC2016関連会合による国内主要都市の宿泊需要に期待を寄せる一方、北部沿岸地域におけるエルニーニョ現象の影響とジカウイルスへの危惧が及ぼす客室稼働率の低下に懸念を示した。
(ソース: Gestión 24/02/16)