降雨不足による飲料水の供給対策として、リマ上下水道公社は夏季の数か月間、リマとカリャオにおいて上水の減圧給水を実施する予定。
これは、エルニーニョ現象の影響を受けたアンデス山岳部の降水不足により、この数日間リマ首都圏の主要水源であるリマック川とチジョン川の流量が減少していることによるもの。一方、先週末には気温の上昇により飲料水の需要が増えた。
河川からの取水量不足は、リマとカリャオに300か所ある地下水の貯水槽で補われる。降雨の状況に応じた配水圧の調整時間帯と適用地域はその都度通知されるとしている。
リマ上下水道公社はまた、家屋内の漏水等を点検し、水を浪費しないよう住民に呼びかけている。
(ソース: El Comercio 11/01/16)