2013年4月、ロレト州ウカヤリ郡コンタマナの女性、メリータ・ムリエタ・バジェスは女の子を出産。しかし、赤ん坊が羊水を飲み危険な状態に。設備の整ったプカルパの病院まで急遽移送が必要になった。
しかし問題が2つあった。既に日が落ち、地元の空港は閉まっている。また、滑走路には照明設備がなく、夜間の離陸ができない。一方、赤ん坊は一刻を争う状態だ。
この状況を知った地元ラジオ局Ferozは、放送を通じコンタマナ全域のモトタクシー運転手に呼びかけた。「空港に向かえ!」
程なく300台におよぶモトタクシーやバイクが空港に集結 - そして奇跡は起きた。
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