ユネスコ無形文化遺産にコルカ伝統舞踊Wititi

アフリカのナミビア共和国で開催中の第10回ユネスコ政府間委員会において、ペルー南部、アレキパ州コルカ渓谷の伝統舞踊「Wititi (ウィティティ)」がユネスコの無形文化遺産に登録された。12月2日、ユネスコが公式Twitterアカウントを通じ発表した。

ユネスコは、「この民族舞踊は大人への仲間入りを意味し、若者により雨季の祭りに求愛の儀式として披露される。祭りは農期の始まりに催され、大自然と人の世の再生のシンボルとされている」と説明。

ウィティティは複数の男女ペアによるダンスで、男性がスカートを重ね着し女性に扮して踊るのが特徴。若い男女同士が他人に気付かれずに求愛するためと言われているが、外国人の侵略に際し敵を油断させ欺く計略説もある。

(ソース: Gestión 02/11/15, Mincetur Noticia No. 511- 2015)