ウマラ大統領は5日、治安上の理由からカリャオ憲法特別州に45日間の非常事態宣言を発令した。
同宣言につきグアダルーペ内務相は、麻薬取引に関連する犯罪者間の抗争から市民の安全を守るための措置であり、期間は必要に応じ延長すると発言。
また、犯罪者の隠れ家や武器の隠し場所は警察が令状なしで捜査、場合によっては逮捕に及ぶが、現在のところ国軍の参加はないとしている。
非常事態宣言の発令でカリャオでは160人の警察官を増強、パトロールの強化とともに週4回の大規模捜査が実施される。一方、市民の集会の自由や夜間外出は制限されないと同相は述べた。
(ソース: El Comercio 06/12/15)