アンカシュ2郡に45日間の非常事態宣言発令

ウマラ大統領は24日、アンカシュ州のカスマ郡およびサンタ郡に45日間の非常事態宣言を発令すると発表した。

同非常事態宣言は本日午前0時から発効、45日を超え延長される可能性もあるとしている。大統領は、当該地域の住民にクリスマスと新年を何事もなく過ごしてもらいたいと述べた。

影響については現在非常事態宣言下にあるカリャオ憲法特別州と同様であり、国警(PNP)にもそのように指示しているとした上で、地元の官吏とも連携していくと語った。

サンタ郡では今年10月20日、サマンコ地区の首長と同法律顧問が殺害され全国民を震撼させた。事件後、アンカシュ州は同郡への非常事態宣言発令を請願していた。

一方同郡チンボテ地区の現職首長フリオ・コルテス・ロハスは、部長時代の横領罪で2年の実刑となり2日前に収監されている。前職で当時の首長のビクトリア・エスピノーサ・ガルシアは3か月前、不法蓄財による初公判後に逃亡し現在指名手配中。

(ソース: El Comercio 24/12/15)