12日、国会本会議はペルーの通貨単位「nuevo sol (ヌエボ・ソル)」を「sol (ソル)」へと変更する法案第1432号を賛成多数で承認した。
単位の変更は、通商取引の簡便化および実際に市場で使われている名称との適合が目的。国会経済委員会のモデスト・フルカ代表(可能なペルー党)は、「通貨単位ヌエボ・ソルは命名から21年が経過しており、もはやヌエボ(新しい)ではない。名称の改定が必要だ」と述べた。
また、「単位の変更は、今後中銀(BCR)が新たに発行する貨幣から斬新的に適用され、現在流通している鋳貨や紙幣にいずれは取って代わる」と強調、同法案の内容については予め中銀と銀行保険監督庁(SBS)の内諾を受けていることを付け加えた。
フルカ代表は、12日の本会議において、中銀が担当機関として一定期間内に新貨幣への名称変更適用を実行するよう関連条項を改善した旨を指摘。これにより再び同法案は採決に持ち込まれ、二度の投票を経て可決された。
(ソース: Gestión 12/11/15)