日本向けペルー産アボカド 最初の船便は9月末入港

エラルド・エスカラ駐日ペルー大使は、ペルー産のハス種アボカドを積んだ最初の船便が9月末頃日本の港に到着すると発表した。

先月25日には同種のアボカドが航空便で初めて日本に輸入され、1億2700万人を抱える巨大市場への参入を果たした。

大使は「アボカドの船便は9月末に入港する予定です。来年の収穫期(4月~9月)には取引高が増えるよう期待しています」と述べ、日本側の防疫措置解除には徹底した検査過程を経たことを明かした。

ペルーは昨年度16万4714トンのハス種アボカドを輸出、輸出額は2億8000万ドルに達した。農業灌漑省の資料によると、今年の同種アボカド輸出量は現在13万2600トン。来年までに5000トンの日本および中国向け輸出が見込まれている。

大使は、この他にもサツママンダリンとブドウを始めとするフルーツの日本市場輸出手続きが進められてきており、マンダリンは約1年後、ブドウはおよそ2年後の交渉締結を見込んでいるとし、ブルーベリー、マラクヤ、ザクロについても輸出関連手続を始めるよう依頼していると述べた。

(ソース: Andina 06/09/15)